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オススメする試奏の仕方
これらは、当店でも他店でも、試奏して楽器を選ぶポイントや
良い楽器の特徴等、選ぶ際に皆様の参考になればと思います。
経験から経た知識を持って
私なりに説明できればなと思います。
 
楽器には"アタリとハズレがある"とを聞いた事もあると思いますが、"個体差”というのは確実にあります。それは値段に関係なくどんな楽器にも存在します。
よく理論的に良い楽器はこうだ!という説明もありますが、一概にどれが正しいのかは中々難しいと思います。
これはなんで音がいいのだろう?とか
試奏した時は良かったのに…お店では良く聞こえたのに…こういう経験はありませんか?
もちろん、そういった経験が無い方もおられると思いますが、
よくある事ではあると思います。
まず試奏の時、弾く前に確認してほしい、
感じてほしい重要なポイントが2つあります。
 
まず1つはギターのバランス。
ネックとボディのバランスが優れているギターは材や作り、
組み込みがしっかりしていると思います。良い楽器である一つの条件でもあると思います。
持った感じのバランス。重心を確認してください。
ヘッドが落ちるもの、ボディに重心があるもの、真ん中に重心があるもの。
中でもバランスが良いのはオススメです。しかしバランスがイマイチでも
良いギターというのもあります、それは次に説明するネックの良さにあると思います。
 
その次に確認してほしい2つ目、
ネックを普通に握ってみて下さい。

まずは感覚でいいのでネックが強い、ネックが固そう、ネックがしっかりしている。
というのを確認してください。
ネックの固さや質はかなり重要です。ネックは一番大事と言ってもいいかもしれません。
良いネックのギターは良い音です。強い、固い、しっかりしているネック。
まるでボディと一心同体かのようなネック。(ボルトオン、スルーネック関係ありません)
こういうギターは良いです。ネックを持って前後に動かしてみて
その動きにボディが吸い付いてくるような感覚というのもあります。
慣れる迄は分かりにくいと思いますが、
バランスとネックという所に注意して確認してみてください。
次に
ここでようやく音の確認ですが、次に
 
まずは音の固さに注意してみてください。
音が固いだけのギターというのは、
立ち上がりが速く、音抜けが良く、鳴りが良く、
というように錯覚してしまう場合があります。小音量で鳴らした場合、
その場では良いギターだなと錯覚してしまう事があります。
しかしそういうのに限って実はスカスカな鳴り、ペラペラな音だったりするのです。
スタジオ内での大音量、ライブの時の大音量、アンサンブルに混じった時に気がつく…
そういうこともあるのです。
確かに音の固さというのも重要なのですが、良い楽器はそれだけでなく、
そこに柔らかさがあったり倍音が含まれていたり、
固い音だけど、木の鳴りが感じられる、芯がある、しっかりした音。
そういうギターは良いと思います。音の固さに注意して試奏してください。
音の固さも重要です。
 
そしてセッティングに注意です。
良い楽器なのにセッティングが悪いせいで良く思えない…
これはせっかく良い楽器に出会ったのに残念ではあります
ですのでセッティングもしっかりし確認して、
少しでもおかしいとこが、気になる所があれば、スタッフさんに質問しましょう。
そして可能ならば、セッティングし直してもらいましょう。
自分の思うセッティングを伝えれる方はその方が良いです。
 
あと試奏の時は大きな音で聞いた方が良いと思います。
小さい音では良い音に聞こえても、
大きな音、ライブやスタジオ等で聞くと、???なギターもあります。
これはピックアップの出力のせいかもしれませんが、
出力が高めで、ギターとの相性も無視して中音や低音を無理矢理あげているのは、
小さい音では良い音に聞こえても大きい音では抜けが悪くぼやけている、
という事もあるので試奏は大きな音の方が良いとも思います。
 
そして
比べる為にも
慣れている自分の楽器を持っていく
というのも良いと思います。
 
以上今迄の経験から思う知識です。
 
楽器購入時の参考になれば幸いです。
次にプレイヤー目線、プレイヤーだから解ること。
オススメする試奏の仕方に関してもそうですが、
理論的に間違っているかもしれないのですが、楽器は1本づつ性格が違います。
理論的に説明するのはとても難しいことだと思います。
セッティングにしても、弦高にしても何ミリが弾きやすいとか、鳴りが良いとかはないと思います
ギターによって違うというのが正しいと思います
極論、弦高が高くても弾きやすいのもあります、
その逆も。不思議なものです。
 
プレイヤーだからこそ、
弾く立場でしかみれない事や、気がつく事、
わかるというのは必ずあります。
 
そういう意味でも代表の中村文彦はじめ、
スタッフでもあるプレイヤー達が関わった楽器達は
高い次元でのレベルはクリアしている楽器達です。
 
それが"Brush eight"が手がける楽器や機材達です。